HFRS — 腎症候性出血熱(重症型)

Hantaan virus (HTNV)

ハンターンウイルスはハンタウイルスのプロトタイプであり、東アジアにおける重症HFRSの原因です。現在でも中国や韓国の農村部において、入院を要する感染性腎炎の主要な原因となっています。

宿主
セスジネズミ(Apodemus agrarius)
地理的分布
China, South Korea, eastern Russia
致死率
5~15パーセント
潜伏期間
2~4週間
発見年
1976年、朝鮮半島のハンターン川近く

感染経路

農業や軍事の現場において、げっ歯類の排泄物で汚染された粉塵の吸入。ヒトからヒトへの感染は文書化されていません。

主な事実

  • 低血圧性ショック、乏尿、出血を伴う重症の古典的HFRSを引き起こします
  • 中国国家衛生健康委員会(NHC)と韓国疾病予防管理庁(KDCA)は、毎年数万人のHFRS症例を報告しています
  • 不活化ワクチンが承認されており、中国本土や韓国で広く使用されています
  • 住宅や農場周辺のげっ歯類駆除が主な予防策です

報告機関

China NHCKorea KDCAWHO

出典:WHO、ECDC、米国CDC、PAHO、および査読済みのウイルス学・疫学に関する文献。

免責事項:この情報は教育目的のみに提供されています。臨床的なアドバイスについては、必ず有資格の医療専門家にご相談ください。